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編集部おすすめ9月9日公開の映画『百花』を応援!監督・川村元気さんへのスペシャルインタビュー

9月9日公開の映画『百花』を応援!監督・川村元気さんへのスペシャルインタビュー

マイちゃん

マイちゃん

2022年9月9日より全国の映画館で『百花』が公開されます。『百花』は親子の絆と記憶の儚さを映し出す映画で、深い感動を呼び起こす作品。この映画の公開を記念して、映画観賞券(ムビチケカード)や岩塚製菓が契約している農家さんの新米5kgをプレゼントするコラボ企画を実施しています。
ガンさん

ガンさん

実は『百花』の原作・脚本・監督を務めた川村元気さんと岩塚製菓は以前から交流があり、ずっと活動を応援したいと考えていました。今回このような形で応援できることをとてもうれしく思います。みなさんぜひ、美味しいおせんべいを食べて素敵な映画を観に行ってくださいね。
プレゼントの応募方法はこのページの下部にあるので、ぜひチェックしてください。

川村元気監督へのスペシャルインタビュー
『百花』で「おやつ」と「花火」が重要な役割を果たした理由はなんですか?

「おやつ」は幸せな記憶につながっている

マイちゃん

マイちゃん

川村元気さんはこれまで『告白』『悪人』『君の名は。』などの映画プロデューサーとして活躍されていましたが、監督としてメガホン取ったのは今回が初めてだったとのこと。9月9日の公開および、スペイン・サンセバスティアン国際映画祭への出品も決まったとのことで、おめでとうございます。
川村元気さん

川村元気さん

ありがとうございます。

マイちゃん

マイちゃん

この作品では岩塚製菓と関連しそうなアイテムが重要な役割を果たしています。今回のインタビューではそのアイテムを用いた意味、そこに込めた想いをうかがっていきたいと思います。まず最初にうかがいたいのが「おやつ」についてです。
『百花』のなかでは、記憶を呼び起こす道具として「おやつ」がとても効果的に使われていますよね?「おやつ」にはどんな想いを込めたのでしょうか?

9月9日公開の映画『百花』を応援!監督・川村元気さんへのスペシャルインタビュー

川村元気さん

川村元気さん

この映画は人の「記憶」を描くことを一つのテーマとしています。子供の頃に食べていた「おやつ」は人の記憶と密接に結びついている。「このお菓子っていつも家にあったな」とか「これはお母さんと食べたな」とか「おばあちゃんが好きだったな」とか、「おやつ」には暮らしの中のさまざまな記憶が紐づきます。ロングセラー商品が多いので、ふとした瞬間に過去のことを思い出すきっかけにもなるでしょう。しかもそれは幸せな思い出につながっている。映画『百花』においても、菅田将暉、原田美枝子演じる親子の記憶をたどっていくうえで「おやつ」は大切なアイテムになりました。

マイちゃん

マイちゃん

なるほど。岩塚製菓のおせんべいも誰かの幸せな記憶につながっているといいなぁ。

日本の花火は世界の憧れ

マイちゃん

マイちゃん

そしてもうひとつのアイテムが「花火」です。こちらに込めた思いもぜひ教えてください。
川村元気さん

川村元気さん

花火もまた記憶に深く結びついています。誰とどこへ見に行ったか、とても濃厚に頭の中に残りますよね。見た目だけでなく、音や匂いも独特なので記憶に残りやすい。
映画『百花』では諏訪湖にあがる幻想的な花火が重要なシーンを生み出しました。湖上に上がる「半分の花火」は、火花が現実、湖面の反射が記憶のようで、この映画にはぴったりでした。花火というものはすべて儚く美しく、そして記憶に残るものだと思います。

マイちゃん

マイちゃん

岩塚製菓の地元である長岡でも、長岡まつり大花火大会が催されています。
川村元気さん

川村元気さん

僕も実際に観ました。長岡の花火はダイナミックですよね。花火との距離も近いし「まさに日本の花火大会」という感じがしてとても好きです。花火が打ち上がる日には、人口27万人の街に100万を超える人が集まるとのこと。それだけの人を集める力があることはすごいことですね。

9月9日公開の映画『百花』を応援!監督・川村元気さんへのスペシャルインタビュー

花火大会は、その土地ならではのよさがあると思います。そして海外の方々にとって日本の美しい花火は憧れだと聞きます。実際に、映画『百花』を海外の映画関係者に観てもらったときは「花火が本当に美しい」という感想をいただきました。
この日本の美しい花火を長年応援し続けているところに岩塚製菓さんの素晴らしい企業精神があると思います。コロナ禍で伝統を守っていくことは容易なことではないと思いますが、ぜひ頑張っていただきたいですね。

マイちゃん

マイちゃん

花火の他に長岡に関する思い出はありますか?
川村元気さん

川村元気さん

食事がとても美味しかったです。長岡は米どころだけあって、米や酒が美味しいことは予想していましたが、米以外のものも本当に美味しい。長岡で食べた岩牡蠣のことは忘れられません。

一瞬で消えてしまうから、花火は人々の記憶に残る

マイちゃん

マイちゃん

食もまた、すぐに消えてしまうけれど記憶には残るものですよね。形に残りにくいものほど記憶に残るんでしょうか。
川村元気さん

川村元気さん

そうかもしれないですね。
花火は大きな打ち上げ花火だけでなく、手に持つ花火も楽しく幸せな思い出をつくってくれますよね。花火って幼いころは家族と一緒にするもの。どこで誰と火を灯したのかが鮮明に記憶に残る。花火の記憶を作り出す力はやっぱりちょっと特別なものがありますね。
劇中では儚い一瞬の美しさを、花火や花に投影しています。すぐに消えてしまうけれど、記憶の中には残り続けるもの……。儚いからこそ、その人の心の中に残り続けるものに特別な思いがあります。
『百花』というタイトルには、花ような儚く美しく、けれども最後に残る「百の記憶」を託しました。

映画館でじっくり世界に浸って

9月9日公開の映画『百花』を応援!監督・川村元気さんへのスペシャルインタビュー

マイちゃん

マイちゃん

最後に、大人のぽりぽりユーザーの皆様にメッセージをお願いします。
川村元気さん

川村元気さん

この映画はぜひ、映画館でご覧いただきたいと思っています。インターネットや配信テレビなど映像作品が家庭にも溢れている昨今、スマホの電源をオフにして物語の中に入り込める時間は今やとても贅沢だともいえます。映画『百花』はワンシーンワンカットが生み出す映像美や俳優の芝居の緊張感など、映画館ならではの体験を意識して作られています。ぜひ映画館で束の間の別世界と、感動体験をお楽しみいただければと思います。

現在フォトキャンペーンは実施しておりません
『百花』公式ページ:https://hyakka-movie.toho.co.jp/index.html
※掲載写真のお米は2kgのものを使用しておりますが、キャンペーンでは、5kgの新米を当選者にお届けいたします。