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岩塚のおせんべいのひみつユニークさナンバーワン。ついつい食べちゃうお米のスナック「ふわっと」の軽すぎない話

ごきげんよう!わしは「ふわっと」じゃ。日本中に美味しさの花を咲かせておるよ。ここではわしの知られざる物語の数々を紹介するぞよ。ぜひ楽しんでたもれ〜。

実は巨大だった「ふわっと」

ユニークさナンバーワン。ついつい食べちゃうお米のスナック「ふわっと」の軽すぎない話

現在では食べやすい一口サイズで展開している「ふわっと」ですが、発売当初は現在の3倍の大きさでした。思いっきりかぶりつくことができるサイズで、サクサクの歯ざわりを大迫力で、香ばしい味わいを口いっぱいに頬張ることができたのです。内容量もたっぷりでパッケージにはマチがついていました。

しかしながら大きなパッケージで、食べきるまでに「ふわっと」が湿気りやすくなってしまったことが悩みの種に。さらに当時の「ふわっと」の賞味期限は60日で、スナックにしては極端に短いものでした。
そこで食べやすさも鑑みながら全体のサイズやボリューム感を見直し、現在の大きさへと至ることになりました。

賞味期限が長くなった理由には、パッケージの材質などを見直したという理由もあるぞよ。現在では180日間も美味しさを保てるようになったんじゃ。

本物志向から強い支持を集め続ける「大袖振豆もち」。その美味しさの理由

左が発売当時のふわっと、右が通常のふわっと

鮮度が命!受注生産だった

賞味期限が短いことや売場に占めるスペースが大きいことから、発売当初の「ふわっと」は小売店からの発注を受けてから製造していました。新潟県内のスーパーマーケットには、その日に作った商品が並んでいたこともあります。揚げたてフレッシュな商品を楽しめるという点でも「ふわっと」はユニークな商品でした。

贅沢な話よのぉ。

ヘルシー志向に応えるお米のスナック

「ふわっと」は、かつてグループ会社で販売されていた商品を、美味しさはそのままに一般スーパー向けの商品に仕立てたもの。より親しみやすく、より商品の特徴である食感の良さが伝わるように、ネーミングやパッケージなどが見直されました。
一般スーパー向けの商品に仕立てた際は、使用する油も見直してヘルシー志向な皆様のご期待にお応えすることにしました。

さらに健康志向な方にむけては「ナチュラルふわっと」というアイテムを発売したこともあります。食物繊維をプラスし糖質をオフにした「ふわっと」で、健康を気遣いつつもスナックは食べたいという方のご希望にお応えできるものでした。
(2019年4月に発売し、現在は終売しています。)

お米でできたスナックには、ヘルシーさを求める人が少なくなかったのじゃ。油もいいものが求められるのは当然じゃ。

年間10種以上発売される新フレーバー

本物志向から強い支持を集め続ける「大袖振豆もち」。その美味しさの理由

「ふわっと」といえば、地域や期間、店舗限定でさまざまなフレーバーが発売される点も特徴的です。店頭で「こんな味もあったの!?」なんて驚かれる方も少なくないよう。
季節感やトレンドなどを取り入れ、「ふわっと」は年間10種以上の新フレーバーを発売しています。
過去に発売されたフレーバーはこちら(https://www.iwatsuka.jp/fuwat/)からご覧いただけます。
ユニークな事例を紹介すると、2022年には北海道限定で発売された「ソフトクリーム風味」が一部の方々から高い評価を受けました。また「バンザイ山椒の風味」も話題に。
いまいち評判があがらなかった「桃味」もあれば、インド出身の方に絶賛された「タイカレー味」もあります。製造ラインが泣いたのは「胡麻入り黒糖味」。黒糖を生地に練り込んだために割れやすくなってしまったのです。けれど味は抜群でした。意外なほど評判が高いのが「ごぼう味」。これは定期的に発売されています。
さまざまフレーバーを発売していますがレギュラー商品の「えび味」の人気は揺らがず、常に皆様の支持を得続けています。

開発部門では定期的に「次はどんな味をつくろう」という会議を開いているそうじゃ。新しい美味しさを発見したいと思いつつ、あまりにも奇抜なものは米粉スナックらしくないということで、微妙なさじ加減のなかで新しいフレーバーを探しているそうじゃよ。

地元をアピールできるスナック

本物志向から強い支持を集め続ける「大袖振豆もち」。その美味しさの理由

長岡大花火大会が近づくころになると、「ふわっと」のレギュラー商品である「えび味」と「枝豆味」では、花火パッケージが登場します。花火を観ながら皆様に地元のスナックをつまんでほしいという願いを込めているほか、愛する地元を全国の皆様にアピールできればという考えの表れです。
新潟県は、エビの名産地で、枝豆の消費量が全国ナンバーワン。これらの人気フレーバーを新潟県産米100%でできた生地に練り込み、日本三大花火大会である「長岡大花火大会」をイメージさせるパッケージでお届けすることで、地元の魅力を全国の皆様にお伝えしています。

岩塚製菓の地元愛がつまっているのじゃ〜。

「バタしょっと」の思い出

本物志向から強い支持を集め続ける「大袖振豆もち」。その美味しさの理由

変幻自在にさまざまなフレーバーを生み出せる「ふわっと」は、品川女子学院の生徒とコラボレーションをして商品開発をするなどさまざまな挑戦をしてきました。
その知見を生かして、東日本大震災後に南相馬市の子どもたちとつくりあげたのが「バタしょっと」です。バターと醤油の黄金のコンビが食欲を掻き立てるこの商品の売上の一部は、「南相馬夢みらい義援金」にお届けしました。岩塚製菓は「バタしょっと」の企画を通して南相馬市の子どもたちと10年にわたる交流を続け、かけがえのない時間を共に過ごしました。

南相馬の子どもたちとの交流は大切な思い出じゃ。あのときの子どもたちも今は立派な大人じゃ。みんな、達者でな〜。 こんな感じで、「ふわっと」は軽〜く見えて、実は奥の深〜い米粉スナックなんじゃ。面白いじゃろう?さて、たっぷり話を聞いたらちょっと小腹が空いたのではないね?さあ、みんなでおやつタイムにするかのう。