イベント「第2回 落語 × 日本酒 andparty」にお邪魔しました!
ガンさん
- 8月24日(土)、“食”に関心のある仲間が集まるコミュニティandpartyのイベント「第2回 落語 × 日本酒 andparty」が、西鎌倉「茶風」にて開催されました。
日本酒と“素敵なコト”をかけあわせて楽しむ、それがこのイベントのコンセプト。
今回は、落語家の入船亭扇里(いりふねていせんり)さんをお招きし、“日本酒が美味くなる”落語を披露していただきました。
マイちゃん
- 今回は参加者の方々だけでなく、入船亭扇里さんにも日本酒とのマリアージュを楽しんでもらおうと思います。
ガンさん
- 落語、日本酒、大人のおつまみと、3つの“和”のマリアージュに、皆さんからどんな感想をいただけるのでしょうか?
マイちゃん
- 入船亭扇里さんの感想も楽しみです!
まずは入船亭扇里さんによる落語が始まりました。演目は「子ほめ」と「試し酒」で、どちらもお酒が登場する噺です。
酒を飲む仕草に、参加者の方々も思わず喉を鳴らします。
その後、入船亭扇里さんを交え、試飲会がスタート。
SAKE EXPART(サケ・エキスパート)の吉田三和子さんに、酵母や米の違いについて説明していただきました。
今回は、同じ蔵で作られた日本酒を飲み比べできるように、株式会社せんきん(栃木県)から2種類、川西屋酒造店(神奈川県)から3種類を選定。
株式会社せんきん
クラシック仙禽 無垢(くらしっくせんきん むく)
モダン仙禽 無垢(もだんせんきん むく)
川西屋酒造店
隆 純米吟醸 美山錦(りゅう じゅんまいぎんじょう みやまにしき)
隆 純米吟醸 若水(りゅう じゅんまいぎんじょう わかみず)
隆 特別純米 備前雄町(りゅう とくべつじゅんまい びぜんおまち)
早速、「大人のおつまみ」と日本酒のマリアージュの感想を聞いてみましょう。
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井上一誠さん
- 岩塚製菓さんの昔からのファンです。
近所の酒屋に「大人のおつまみ」が売ってあって、いつも食べています。
特にえび黒こしょうが大好き。酒のアテとして、味の主張がちょうどいいんです。
サクサク感も最高ですね。
-
和田弘美さん
- 日本酒は甘味や旨味が強いので、塩わさびとの相性がぴったりですね。
家で日本酒を飲むとき、合う料理を用意するのは少々面倒ですけど、これだとすぐに食べられるのがすごくいい。
のんべえはやっぱり、すぐ飲みたい、すぐ食べたい、ですから(笑)。
そして、入船亭扇里さんにもお話を伺いました。
――日本酒に合う「大人のおつまみ」はどれが好みでしたか?
塩わさびをいただきましたが、ほんとコレだけでお酒が進みますね。
それと、よく驚かれるのですが、家でカレーを作ったときに日本酒を飲むことが多いんです。個人的な好みでいえば、カレー味のえびカリが合うと思いますよ。
――カレーライスと日本酒ですか? 珍しい組み合わせですね!
実は私、カレーにはちょっとこだわりがありまして(笑)。
以前、自宅でカレーをふるまう会を催したのですが、そのときに知人が持ってきてくれた宮内庁の御用酒として有名な日本酒「惣花(そうはな)」がカレーと非常に合ったんです。それからハマりました。
――今日の演目の中でお酒を飲む仕草がありましたが、おかきを食べるならどんな感じでしょうか?
音を出すのは難しいので、まずはかじって奥歯で噛みしめる仕草をする。
多少口が乾くと思うので、少し舌を動かしてみます。
そして最後は、やっぱり指をなめるでしょうね(笑)
――そうした仕草は師匠から教わるのですか?
一応は教わりますが、詳しくは教えてくれません。落語は師匠を見て盗むのが基本。
あとは自分で考えながらカタチにしていきます。
おかきを食べる仕草をしたのは初めてですが、今後、創作落語で演じるときは大人のおつまみを思い出してやりたいですね(笑)。
今回のイベントでは、カレーと日本酒の相性がよいという“耳より情報”をキャッチできました!
入船亭扇里さんオススメの“日本酒×えびカリ”をぜひ試してみてくださいね。