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気になる健康“ぽり活”で夏バテ&熱中症対策を!

マイちゃん

マイちゃん

7月になり、気温の高い日が続くこれからの時期、気をつけたいのが夏バテです。今回は、栄養の専門家である大妻女子大学家政学部食物学科の川口美喜子教授にリモート取材を行い、夏バテ対策におすすめのおせんべいを選んでいただきました。

夏バテの原因は腸内環境にあり!

夏バテの原因は腸内環境にあり!

「夏バテは食欲不振をはじめ、体がだるい、疲れがとれない、眠れないなどの症状が挙げられます。こうした身体の不調は腸内環境と密接な関係があります。例えば、暑さから冷たいものをとりすぎると、内臓まで冷やしてしまいます。体に負担をかけると腸内にある細菌叢(さいきんそう)のバランスが崩れ、下痢や便秘などの原因にもなり、免疫力が低下して夏バテなどの体調不良を引き起こしてしまうのです。

腸内を整える3つの細菌

腸内細菌は大きく3つに分類されます。 一つは乳酸菌やビフィズス菌などの、体の抵抗力を高める善玉菌。もう一つは、ウェルシュ菌やブドウ球菌など有害物質を出して、便秘や免疫力低下を招く悪玉菌です。最後の一つは、そのどちらでもない日和見菌で、腸内細菌のおよそ70%を占めています。

日和見菌は腸内環境によって善玉菌にも悪玉菌にも味方します。食生活が悪いと悪玉菌が増え、日和見菌も悪玉菌を助けるようになるため、結果的に腸内の菌のバランスの乱れにつながるというわけです。

免疫のおよそ6~7割は腸内

実は、私たちの免疫のおよそ6~7割は腸内にあります。消化管は「体内の体外」ともいわれ、口から肛門まで1本の長い一本の管でつながっています。体内にありながら外部と直結しており、ウイルスや細菌なども口から入るので、これらをガードする門番として免疫機能が腸に集中しているのです。つまり、免疫力をアップさせるには腸内を整えることが重要です。

食物繊維を摂取して免疫力アップ

食物繊維を摂取して免疫力アップ

腸内環境を整えるのに必要な成分の一つが食物繊維です。食物繊維は腸内で善玉菌を増やしてくれるので、下痢や便秘の改善にもなります。「岩塚の黒豆せんべい」「大袖振豆もち」に使われている黒大豆や大袖振大豆にもこの食物繊維がたっぷり含まれており、夏バテの改善や免疫力アップに効果を発揮します。

岩塚の黒豆せんべい

岩塚の黒豆せんべい

黒豆をたっぷりと練りこんだ、あっさりとした塩味の岩塚自慢のおせんべいです。歯ごたえのある食感と黒豆の香ばしさがたまらない逸品です。

大袖振豆もち

大袖振豆もち

北海道十勝平野で契約栽培した「大袖振大豆」を練りこんだ、口どけの良いやわらかいおかきです。香ばしい大豆とお米のおいしさを引き立てるため、塩味で仕上げました。

“ぽり活”で夏バテ&熱中症対策を!

また、夏場は食欲が落ち、一日に必要なカロリーがとれず、体力が落ちることも。そんな時、炭水化物とたんぱく、脂質も含まれ個包装で携帯しやすく、エネルギーの補給となる間食として、「岩塚の黒豆せんべい」「大袖振豆もち」はぴったりです。水分をとりながら食べれば、熱中症対策にもなります。この夏は、岩塚製菓のおせんべいをぽりぽりつまむ“ぽり活”をしながら、腸内環境を整えてみてはいかがでしょうか?

取材協力

川口美喜子

川口美喜子

大妻女子大学 家政学部 教授
大妻女子大学家政学部食物学科管理栄養士専攻卒業、管理栄養士取得したのち、島根大学医学部で博士(医学)学位を取得。専門はがん栄養、食育、スポーツ栄養、高齢栄養。
管理栄養士の卒後教育、在宅介護における食事の指導、新宿区の子どもたちを対象とした「食とスポーツ」の支援、千代田区在住者・就労者のための妊活食支援などを精力的に行う。
著書に『がん専任栄養士が患者さんの声を聞いてつくった73の食事レシピ』(医学書院)、『いっしょに食べよう フレイルを予防し、老後を元気に暮らすためのらくらくメニュー』(木星社)などがある。