編集部おすすめどうしてこんなに甘くて香ばしいの!? 「大袖振豆もち」の豆のひみつ
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マイちゃん
- 岩塚製菓のこだわりを結集した自慢のおかき「大袖振豆もち」。この「大袖振豆もち」で使われている豆は、びっくりするほど香り高く甘みが強いと思いませんか? 実は「大袖振豆もち」には、市場にはあまり出回らない特別な豆を使用しているんです。「大袖振豆もち」の豆のひみつを紹介します。
北海道音更町だけで取れた特別な大豆を使用
「大袖振豆もち」で使用しているのは、音更大袖振大豆(おとふけおおそでふりだいず)。その名の通り、北海道の十勝地方にある音更町(おとふけちょう)の特産品の大豆です。音更大袖振大豆は、在来種の青大豆を音更町の農家さんが1950年頃に品種改良させたもの。一つずつ豆を選りすぐって、音更町で育てやすく、美味しい品種として開発しました。
甘く香り高い音更大袖振大豆は音更町の特産品となりましたが、その後、農業の機械化が進むと、よりコンバインで収穫がしやすい品種に栽培を切り替える農家さんが増えていきました。収穫に手間がかかり、主流のとよまさり品種に比べて面積あたりの収量が多くない音更大袖振大豆は、段々と生産量が少なくなっていきます。市場に出回る量は徐々に減っていき、音更大袖振大豆は希少な豆になりました。
音更大袖振大豆は全国で最も「大袖振豆もち」に使用されている
そこで、岩塚製菓は音更町農業協同組合に直接生産を依頼し、美味しい大袖振大豆を作り続けてもらえるように交渉をしました。 生産者の皆さんも、町の名前を冠した特産品には愛着があったようで「大袖振大豆を安定的に流通させられる」と喜んで協力をしてくれました。 こうして岩塚製菓は「大袖振豆もち」に希少で美味しい大豆を使い続けることができるようになったのです。2024年現在、音更大袖振大豆は全国で最も「大袖振豆もち」に使われています。
音更大袖振大豆はショ糖が豊富、だから甘い!
音更大袖振大豆の美味しさは科学的にも証明されています。成分分析により、大袖振大豆は他の品種に比べ、ショ糖を多く含むことがわかりました。また、イソフラボンやルテインも他品種より多く含まれており、美味しいだけでなく、健康を気遣う人にとってもうれしい豆なのです。
適切な管理をしているから、香りがいい!
農家さんに大切に育てていただいた大豆は、音更町の調製保管施設に集められ、順次岩塚製菓の工場へと運ばれていきます。豆類は油分を含むため、年月が経つと香りが変化してしまいます。そのため、岩塚製菓と音更町農業協同組合は連絡を取り合い、大袖振大豆を計画的に流通・加工できるように協力し合っているのです。
音更大袖振大豆でなければ「大袖振豆もち」はできない
岩塚製菓は随分と前に一度、大袖振大豆が手に入らず、別の品種の大豆で「豆もち」を製造したことがありました。しかし、出来上がったおかきは「大袖振豆もち」とは似て非なるもの。味わいは異なってしまいました。それ以来、岩塚製菓は「大袖振豆もち」の豆は音更大袖振大豆だけを使うと決め、安定生産のために奔走しています。
「大袖振豆もち」はこれからも音更大袖振大豆とともに——。これからも唯一無二の「豆もち」を大勢の皆様に楽しんでいただけるよう、岩塚製菓は産地とともに取り組んでいきます。
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ガンさん
- 岩塚製菓の「大袖振豆もち」は原材料の豆にまで特別なこだわりがあるんだよねぇ。豆の甘みと香りを堪能しながら、これからも「大袖振豆もち」をお楽しみください!