ぽりぽりのこと岩塚製菓の売れ筋No.1アイテム「岩塚の黒豆せんべい」がイケメンキャラクターに!? 第2回米菓キャラクター座談会
マイちゃん
- 大人のぽりぽりクラブでは、岩塚製菓のアイテムにもっと親しみをもってもらうために各人気アイテムをキャラクター化することにしました!
キャラクター化のための座談会は今回が第2回。
今度は岩塚製菓で最もよく売れているアイテム「岩塚の黒豆せんべい」を題材にします。
座談会には大人のぽりぽりクラブの編集部のほか、実際にキャラクターを描くイラストレーターの経 真珠美さんが参加。
一緒にキャラクター像を考えました。
健康ブームで人気が出るようになった「岩塚の黒豆せんべい」
——さっそく座談会をはじめましょう。まずは「岩塚の黒豆せんべい」について情報を整理しましょうか。
編集部N
- 「岩塚の黒豆せんべい」は2019年で発売20周年を迎えました。今でこそ、人気ナンバーワンアイテムですが、発売当初はなかなか売れなかったんですよ。当時はおせんべいに豆が入っている商品は珍しく、違和感を感じた方が多かったようです。
——それがなぜ大ヒット商品に?
編集部N
- 健康ブームが起きたからです。黒豆が注目されるようになり、じわじわと売れ行きが伸びていきました。
主な支持層は50代から60代以上、ご購入いただくのは女性が多いようです。
経
- たしかに、ごまのおせんべいはあっても豆の入ったおせんべいはかつてあまりなかったかもしれませんね。
「岩塚の黒豆せんべい」はうちの祖母がよく食べていました。食べにくいものではないと思うのですが……。
編集部O
- 食感のバランスがいいんですよ。黒豆を一度蒸かしてから練り込んでいるので硬すぎず、適度な食感がアクセントになっているんです。
味のバランスもいいんですよー。パッケージの裏を見てみてください。実は塩分が驚くほど少ないんです。100gあたりの食塩相当量は0.43g。普通は2.2gぐらいですからこれは塩せんべいの中では本当に少ない。素材の良さが生きているんです。
経
- 本当だ。減塩を心がけている人にはぴったりですね。母も私も塩分を気にしているので、これはいいです。
編集部N
- 素材で勝負しているんです。
経
- 本当、豆の香りがいいですね。
編集部S
- 香ばしい。
——みなさん、一度せんべいを割ってから食べるんですね。
編集部O
- かぶりつくと、どうしてもボロボロ落ちてしまいますからね。
経
- 結構たくさん黒豆が入っているんですね。1枚あたり20粒くらいかな。
編集部N
- 黒豆の皮が剥がれないようにして練り込むのはちょっとした技術がいるんですよ。何も工夫せずに入れたら、皮はポロポロ剥がれてしまいます。
経
- 黒大豆と大豆の栄養的な違いってなんでしょう。ポリフェノールかな。おつまみにも良さそうな味ですね。
編集部N
- でも一番合う飲み物はやっぱりお茶ですね。主張が強すぎないので
優しい? 力強い? 黒豆せんべいのイメージは?
編集部O
- 「岩塚の黒豆せんべい」はパッケージが筆文字で書かれているので、力強く丈夫なイメージがあります。
経
- でも食べてみると優しい、繊細な味わいですよね。
編集部O
- このオレンジのパッケージに力強さがあるんですよね。
編集部N
- パッケージは売り場で目立たせるためにこの色にしたみたいです。発売当初の営業トークでは「吉野家さんの看板のように遠くから見てもわかる色です」と言っていたようで……。
——動物に例えるとどんなキャラクターになりそうですか?
編集部O
- パッケージの色に引っ張られてキツネしか思い浮かばない。
経
- 優しい味ですよね。私が食べた感想は甘じょっぱいというよりもほんのり甘いという感じです。もっと優しい、ふわっとして刺激の少ない感じ。
編集部S
- タヌキはどうでしょう。豆ダヌキ。
編集部N
- キリンとか……。
編集部S
- 何か丸い、おせんべいらしい形を表現できるといいですね。
——他に思い浮かぶイメージは?
編集部S
- 豆が入っている枡の感じを出したいかも。
経
- 気は優しくて力持ちっていう感じがあります。
編集部O
- 深夜食堂のマスターのイメージ……。
編集部N
- 黒豆はおせち料理にも使う縁起がいい食材ですよね。
編集部S
- 魔を滅するって言いますね。
経
- 子どものイメージはないですよねぇ。
編集部O
- でもおじいちゃんでもないですよね。仙人とかのイメージはない……。
経
- そういえばみなさん、八郎ってご存知ですか? 秋田県に八郎潟と呼ばれる水害の多い湖があったのですが、八郎という大男が波を止めるという伝説があるんです。八郎は湖の周りで働く人々のために活躍するのですが、そのイメージって「岩塚の黒豆せんべい」にぴったりじゃないですか?
編集部O
- 黒豆せんべいは仕事中の間食にぴったりなので、働く人の役に立つというキャラクターはいいですね。
——では、八郎のイメージの基盤にしてもう少しアイディアを膨らませてみましょう。どんな柄の服を着ていると思いますか?
編集部S
- ドット柄
経
- 豆絞り?
編集部N
- 見た目は硬そうだけれど、食べると優しい味わいであることを表現したいなぁ。
編集部O
- 髪はサラサラにして、繊細さを表現しては?
経
- 優しさを表現するためには小さな友人と作るといいと思います。小鳥を肩に乗せるとか。雀はお米を扱ったアイテムには向かないかもしれないですけどね(笑)
編集部N
- でも鬼っぽいイメージも捨てきれないんですよね。
編集部S
- ドゴツくて、マッチョで……。
編集部O
- うーん、ごついキャラクターにしなくてもいいと思いますよ。
編集部S
- じゃあ細マッチョだ。
編集部N
- 商品の丸さはどこかで表現したいなぁ。
経
- 今までの条件から丸い形はキャラクター自身に反映することは難しそうです。何か背負わせたりすることで表現してみましょう。
編集部O
- 下げている袋から黒豆を取り出すとか……?
編集部N
- 色はやっぱりオレンジと黒が基調かなぁ。
編集部S
- このキャラクターは、今後出てくるキャラクターも含めてみんなをまとめるリーダー的役割を担っていきそうじゃないですか? だから頼れるリーダー的な見た目がいいと思う。
編集部O
- 永遠の好青年のような……。ちょっと王子的でありつつも、キラキラしすぎていなくて、シュッとした見た目の男性キャラクターがいいかもしれません。
経
- では、それらの条件をまとめて形にしてみますね。
——出てきたキーワードは以下の通りです。
- ・気は優しくて力持ち
- ・大男、中身は繊細
- ・筋肉質でもごつごつしすぎない
- ・働く人のためになる
- ・リーダー格
- ・丸いものをどこかに持つ
- ・基調カラーはオレンジと黒
——どんなキャラクターが登場するのか、楽しみですね。
マイちゃん
- みなさん、おつかれさまでした。
できあがったキャラクターはこちらのページからご確認いただけますよ!
さて、どんな仕上がりになったのでしょう……。
ぜひご覧ください。
協力:イラストレーター 経 真珠美
デザイン制作会社勤務を経て、イラストレーターとして独立。都内専門学校のグラフィックデザイン科講師としても活躍中