お酒のこと高橋カオリのぽり百景:vol.4 千葉県佐原
みなさんこんにちは! お酒と旅が好きなイラストレーターの高橋カオリです。
このコーナーでは旅先の素敵な景色&お酒とともに、「ぽりっ」タイムを楽しんでいきたいと思います。
もしかして、明日お休みできる!? スケジュールが急に空いたので、ず〜っと気になっていた「水郷のまち・佐原」へ行ってきました! 東京駅から高速バスに乗車し、まずは佐原のとなり町にある香取神宮へお参り。ここ、香取神宮は下総国一之宮で、全国に約400ある香取神社の総本社なんです。木々に囲まれた参道を進むと朱塗りの楼門やカラフルな彫刻が施された立派な社殿が現れ、清々しい気分に。パワースポットとうたわれる「要石」も参拝して、門前のベンチで「ぽりっ」と休憩。
ひと駅となりの佐原へ移動。佐原は江戸時代より水運で栄えた町で、現在も土蔵や木造住宅・洋館が建ち並んでいて和情緒たっぷり。江戸時代に日本を測量して歩き、地図を完成させた伊能忠敬の出身地としても知られ、立派な旧宅や伊能忠敬記念館も観光のメインスポットとなっていました。測量の道具や「伊能図」と呼ばれる当時の日本地図など、興味深い展示品を見てまわるのも楽しい♪
ランチは地産のものを食べたかったので観光協会でオススメしていただいたお店へ。地元・香取市で育てられている「恋する豚」というユニークなネーミングの豚肉を使用した、丼メニューをオーダー。くさみのない豚肉を濃厚な風味の卵でとじた他人丼と副菜でお腹いっぱい〜。あたたかいものを食べると、なんだか落ち着きますね。エネルギーをチャージしたので、再び町の散策へ。
佐原の町並みは関東地方ではじめて重要伝統的建造物群保存地区に選定されたものの、今もその貴重な建物で営業を続けているお店が多いとか。見るだけでなく、お店に入って実際にお買い物をしていると、なんだか昔にタイムスリップしたような気分になります。
成田空港から近いため、最近は外国人観光客にも人気だとか。まるで時代劇のセットのような風景には、外国人ならずともわくわくしてしまいます。
川沿いには街並みを観賞しながら休憩できるベンチがたくさんあり、「ぽりスポット」が充実しているのもこの町のよいところかもしれませんね。笑
マイちゃん
- みなさんもぜひ旅先でのぽりぽりを楽しんでくださいね。ぽりぽりの様子は写真に撮って、大人のぽりぽりクラブフォトキャンペーンにご応募ください!
<プロフィール>
高橋カオリ イラストレーター・まんが家
旅行が趣味ということもあり、旅のイラストルポや風景イラストを中心に執筆している。現在は東京メトロ駅構内に設置の新聞「メトロガイド」や、雑誌「旅と鉄道」にて街を紹介するイラストルポを連載中。コミックエッセイやイラストガイド本などの著書多数。
Kaori Takahashi’s Website(https://hoshi-port.com/)